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■おしらせ

2024/11/04
令和6年12月のドクタースケジュールを追加しました。
2024/10/03
令和6年11月のドクタースケジュールを追加しました。

ごあいさつ

新宿西口駅前眼科は東京都新宿区の眼科医院です。 新宿駅西口から徒歩1分で、土・日・祝日の診療も行っています。 地域の皆様の、目の健康と視力を守るために、年に一度以上の眼科受診と、コンタクトレンズをご使用される場合は6ヵ月に1度以上の眼科受診をお勧めしております。
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■初めて受診される方へ

患者様の来院集中による混雑を緩和し、待ち時間を平準化しスムーズな診療を行う為、問診表のご記入をお願いしております。
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診療案内

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎とは、外から入ってくる異物に対して、眼が過剰に反応することで起こります。

眼のアレルギーを起こす原因物質としては、ハウスダスト、花粉などが主です。ハウスダストの中にもいろいろなものがあり、ダニ動物のフケや毛カビなども含まれます。
花粉症を起こす植物としては、スギヒノキブタクサが有名ですが、カモガヤヨモギなどもアレルゲンです。

アレルギー性結膜炎の症状では、まず、眼やまぶたがかゆくなります。目をこすったり、かいたりしていると次第に痛みが起こり、目の異物感(ゴロゴロするような感じ)が現れます。

アレルギー性結膜炎の治療方法は、抗アレルギー剤目薬で治療が行われます。
症状が強い場合には、ステロイドが入った目薬を使用することもあります。
また、点眼のみでアレルギー性結膜炎の症状が改善しない場合、アレルギー症状を抑える内服薬を飲むという治療を併用されることもあるようです。

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流行性角結膜炎(はやり目)

結膜炎には人にうつる結膜炎とそうでないものがあります。
ここでは、人にうつる結膜炎、流行性角結膜炎(はやり目)について説明致しましょう。

症状
・ 目の充血
・ 朝に大量の目やに
・ 涙目
・ まぶたの腫れ
・ 症状が重いときには耳の前にあるリンパ節の腫れ
・ 目のゴロゴロ感や痛み
治療方法と注意事項
・ 抗菌剤やステロイド剤の点眼
・ 手をよく洗い目をこすらない
・ お風呂は最後に入る
・ タオルなどの共有はしない

この結膜炎はアデノウイルス8型などのウイルスにより引き起こされ、潜伏期間1~2週間経た後発病し、治るまで2~3週間かかります。
必ずお近くの眼科に受診をし、他の方にうつさないよう十分に注意をしながら過ごしていただくように気をつけて下さい。

結膜下出血について

結膜下出血とは、結膜下の血管が破れ出血したもので、充血とは異なり、白目部分がべったり赤く染まります。
多少、目がごろごろしますが、痛みなどはありません。

原因はさまざまで、高血圧の方や、目をこすったり、お酒を飲みすぎたりすると出血することがありますが、特に思い当たる誘因がなくても出血します。
結膜下の出血では、眼球内部に血液が入ることはなく視力の低下の心配もありません。
治療は特になく、出血が自然にひくのを待つかたちになります。
出血が気になり、どうしてもの場合は血管収縮剤を使い、目立たなくさせることができます。

ただし、例外として金属片やボールがあたったり、転倒などしてぶつけたりしたときなど、打撲によって結膜下に出血が起きた場合があります。
この場合は視力に影響してしまったり、眼球内部に異常をきたしている場合がありますので、精査(眼底検査)が必要です。
ただ、打撲した覚えがなくとも、結膜下出血に気づきましたら念の為、眼科への受診をお勧めします。

結膜結石

結膜結石(けつまくけっせき)という症状を聞いたことがありますか?
この症状は結膜の中に分泌物が固まり黄色い小石のようになった状態をいいます。
これが結膜の表面(瞼の裏)に露出してくると異物感や眼痛が生じます。
露出した結石は自然に結膜から脱落することもありますが、数日しても良くならなければ処置にて除去することが可能です。

処置方法
麻酔の目薬を点眼した後、針を使用して取り除きます。
時間も数分程度で終わり、麻酔の目薬をさしますので痛みもあまりありません。

慢性的な結膜炎の方に多く、原因としてアレルギーやドライアイなど多岐にわたり特定されないことが多いです。

または体質として結石ができやすい方もいらっしゃいます。
目に違和感などありましたら、結膜結石が出来ている可能性もあります。
症状があった場合は、我慢せずに眼科受診をお勧めします。

角膜血管侵入

通常、角膜には血管がなく、酸素は涙を介して取り込んでいます。
しかし、コンタクトレンズの長時間の装用を長期間にわたって続けると、角膜が酸素不足の状態が続いてしまいます。
すると角膜に酸素を送ろうと、角膜の周囲から中央に向けて血管が伸びてきます。これを「角膜血管侵入」といいます。
特に18歳までの成長期にコンタクトレンズを長時間装用していると、血管の伸びは早いと言われています。
特に自覚症状は無いため、気付かずに放置してしまう方が多いのですが、侵入が進んでしまうと、最悪の場合、失明につながってしまう可能性もある危険な病気です。

血管の侵入を防ぐには、酸素を多く通すコンタクトに変更したり、角膜の全体を覆ってしまうソフトコンタクトから、ハードコンタクトに変えることや、コンタクトレンズの長時間の装用を控えることが必要になります。

アカントアメーバ角膜感染症

アメーバの一種であるアカントアメーバが角膜に感染して起こる病気で、まれですが、角膜の感染症のなかでは重症化し、治りにくい疾患です。

原因は?
アカントアメーバはふつう、なかなか感染を起こしませんが、多くはアメーバ―で汚染されたコンタクトレンズを使うことによって生じます。
症状は?
他の感染に比べて眼の痛みが非常に強いのが特徴で、涙もかなり出ます。また、白目の充血も非常に強くなります。視力の低下は初期は軽度ですが、徐々に見にくくなり、進行すると重度の視力障害となります。
治療の方法は?
アメーバに対する特効薬がないため、抗真菌薬を使用しますが、それに加えて感染した角膜表面を何度も削る治療を併用する必要があります。治るまでには何ヶ月もかかることがまれではありません。
予防方法は?
アメーバは非常に感染しにくい病原体であり、正しくコンタクトレンズを使用していれば感染することはあまりありません。
コンタクトレンズを毎日洗浄・消毒していて、保存するためのレンズケースも清潔にしておくことが、感染を防ぐには大切です。

翼状片

翼状片とは
強膜(白目)の表面を覆っている結膜組織が過剰に増殖し、目頭(めがしら)の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。50歳以降の中高齢者に多くみられます。
良性の疾患ですので、命にかかわることはありませんが、手術で切除しても再発しやすいことがよく知られています。
はっきりとした原因はわかっていませんでしたが、最近の研究では、長年にわたって紫外線や煤煙などにさらされていると、発症しやすくなると考えられています。
翼状片の症状
盛り上がりのために目の表面が凸凹するので、ゴロゴロしたり、ごみが入ったような異物感などの自覚症状が感じられます。
また、結膜の部分はしばしば充血して赤く見え、美容上この赤さを嫌う人も少なくありません。
初発の場合は、非常にゆっくりと進行し、瞳孔領に至るまでは10年以上かかることが多くなっています。翼状片が角膜に侵入するに従って角膜が牽引され、乱視が出現し、視力低下が引き起こされます。
また、瞳孔を完全に覆った場合、視力が失われることもあります。
翼状片の治療
異物感などの自覚症状をとるために点眼薬を用いることはありますが、現在のところ進行を抑える薬はありません翼の部分が伸びすぎると視力障害を引きこすので、ある程度進行したものは、手術で切除することになります。
再発率ですが、若年者(30~40歳代)では高く、高齢者では低いとされています。
報告により違いがありますが、若年者の再発率は30~50%、60歳代以降では数%以下です。

瞼裂斑

眼球の白目と言われる部分は「球結膜」と言います。
球結膜の、角膜の真横の部分に、黄色い斑点や隆起ができている方、いらっしゃいませんか?
これは「瞼裂斑」といいます。

これは正常な組織が蛋白質と脂肪の沈着で変化したもので、悪いものではありません。
原因は、外界の光、埃、まばたき、コンタクトレンズなど、あらゆる刺激の蓄積であると言われています。

基本的には無害ですが、瞼裂斑は時として充血、痛み、異物感を伴う炎症を起こすことがあります。
治療は点眼薬の使用が中心となります。
自覚症状が出た方は、眼科を受診しましょう。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)

「ものもらい」と聞くと皆さんもピンとくるかと思います。
瞼(まぶた)にある分泌腺に細菌が入り、感染して化膿したものです。
また麦粒腫は化膿した腺によって2つに分類されます。
外麦粒腫・・・睫毛の根元の脂腺や汗腺が化膿したもの
内麦粒腫・・・マイボーム腺が化膿したもの

麦粒腫の症状
最初は腫れぼったい、何かができているなどの違和感があります。
次第に瞼が赤く腫れ、強い痛みや痒みを感じるようになります。
炎症箇所に膿を持つこともあり、化膿が進むと腫れた部分から膿が出ることがあります。
膿が出ると腫れが引いて症状は治まってきます。
麦粒腫の原因
瞼やその周囲についている細菌(ブドウ球菌・連鎖球菌)が感染して起こります。
プールに入った後よく洗わなかったり、汚れた指や手で、瞼をこすったりするとかかりやすくなります。
また頻繁に症状を繰り返す場合は、糖尿病や感染症にかかりやすい病気を患っているか注意する必要があります。
麦粒腫の治療
抗生物質の点眼や軟膏を塗布し、全身的には内服を服用します。
膿点ができているときは、膿点を細い針先で突いて膿をだすこともあります。
人に移ることはありませんので通常通りの日常生活を送っていただいて構いません。